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スペースRデザイン
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偶然工務店(仮)
モノで溢れる現代、空間は一般に合理的なもので合理的な構成で作られています。
そうやって作られた段取りだけの完璧な空間も良いけれど、経年したもののみが醸し出す
侘び寂び、モノの用途のわくに捉われない構成など、もっと自由な発想で偶然性を楽しむ
空間があっても良いと思うのです。
新築やリノベーション、DIYとも少しだけ違う「プロの遊び」が偶然工務店(仮)プロジェクトです。

 

初秋の候、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

先月お送りしました偶然工務店(仮)による「カイタイサカングウゼンワークショップ」。

偶然工務店 (仮) プロジェクト / ワークショップの巻

多くの方にご参加頂き、盛大に幕を閉じたわけですが、その裏に実はもう一つのストーリーがありまして。。。
ワークショップにも参加して頂いていたのですが、九州産業大学の住居インテリア設計学科の学生さんが3名インターンシップに来られているのです。
学生のうちから現場に出向くなんて意欲がすごいです!
そして何より3名とも作業を真剣に進めながらも楽しんでくれています。勉強をしているとはいっても、実際の現場はまるで違っていて、社会人になって私はギャップを覚えたのですが
学生のうちから現場を見て実際に手を動かす彼らは頼もしいです。勉強してきたことと現場で起こることが繋がりだす瞬間ってあると思うんです。今回のインターンシップがそんな瞬間のキッカケにでも
なってくれるとうれしいなぁと感じています。

グウゼンインターンシップはブロック積という特殊な作業から幕をあけました。
恐らく学生さんは木工事とか塗装とかをイメージしていたと思いますが、初っ端からブロック積です(笑)

水平とって鉄筋通してモルタル積んで。全ての作業が初めてのはずですが村田師匠監督により相当良い仕上がりとなりました。

そしてワークショップの左官の続き。
学生さんに囲まれると村田師匠もなんだかイキイキしているようです。作業を教えるという光景も通常の現場ではあり得ない偶然の賜物なのです。(最近なんでも偶然という言葉で片づけようとする自分がいます)

待ちに待った木工事。木工所でバイトしていた彼はどうやら教える必要はなさそうです。

こうやって多くの方が現場に携わってくれることは大変に価値のあることだと感じます。合理的にパキっと完成した部屋がある一方で、今回の部屋のようにイレギュラーな事柄が絡み合ってじわじわとゴールに向かっていく空間には見えない面白さがあります。そこをおおらかに捉えることで多くの方に関わって頂けていると思いますし、それがまた痕跡や新しいアイデアとなり空間に交じり合っていくのです。

そんな新高砂マンション505号室ですが次回のイベントが決まりました。
その名も「タイルヲ貼ルケンガク会」

タイル貼りワークショップであり見学会。見学会にきたついでにタイルを張るというミステリー。
来たる。10月28日(土)!!
イベントページを立ち上げますので詳細はそちらでご覧ください。(ホンダ)

 

 

 

 


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