こんにちは。
清川ぶらりーず・ぶらリーダーの下野です。
前回は「清川で働く谷口さん」にインタビューしましたが。今回は”清川で暮らす人”をテーマに紹介します。清川に住むきっかけや住んでみてどうかなど、色々と聞いてみましょう。
ご紹介するのは、矢野裕樹さん。5年前ぐらいから清川で暮らし始めて、最近はお子さんが生まれて育児休業中ということもあり子連れでインタビュー対応していただきました。
まず何をされてる方か3つの切り口でご紹介します。
1つ目は会社員としてエレガントプロモーションという芸能事務所で主に新規事業開発担当、2つ目は個人としてFukuoka Creators Baseという福岡のクリエイターたちが集まる拠点づくりをされていて、3つ目は大学のプロジェクトの地域コミュニティブランドでブローカレス理論を人的ネットワーク形成に応用した新たな地域活性化・産業振興・コミュニティビジネスの手法を研究されてます。
清川で暮らして気付いた利便性
幅広く活躍される矢野さんが最初に清川に暮らし始めたきっかけは会社の事務所があったからだそうで住まいを選ぶ時に職場の近くということを重視されています。あとは特に子どもが生まれたあとですが散歩できるかどうかも重要だとか。
暮らし始めてから気付いたことをたずねると、まず交通アクセスの便利さについての話が出てきました。博多へも天神へもほどよく近いというのは良く聞かれることですが、さらに西鉄バスの交通網が発達してるため各方面へもバス一本で行けるところが多いのも便利です。そして矢野さんは大学で熊本へ行かれているのでその際は西鉄大牟田線で大牟田まで行って乗り換えているそうです。
子連れでぶらぶら
矢野さんにとっては散歩できるかも住まいを決める際に重視してるポイントで、清川周辺ではレンタルビデオ店や中古書店、美野島商店街、柳橋連合市場などは普段よく行かれています。特に商店街は子連れで行くとよく声をかけられて大人気だそうです。お子さんを連れてない時とのギャップが少し寂しいとこぼされてました(笑)
そして清川と言えばコーヒー好きの方はご存知!今回インタビュー場所にしたハニー珈琲の本店がありますがこちらも矢野さんのお気に入りスポットです。他にも清川のサンロード商店街にあるTAOというバーにもよく行かれるそうでこちらのTAOについては次回インタビューしたいと考えています。
子育てしやすいまちの可能性
話している中で清川は20代後半~30代ぐらいに一番向いているのではないかという話になったのですが、もう1つ意外な発見があったのはファミリーにとっても暮らしやすいという視点でした。それは商店街や市場が3つも徒歩圏内にあったり交通の利便性もありますが、専門の医療機関が充実しているということがあります。
まず小児科へ行って専門医をすすめられた際に比較的近くですぐ行ける範囲にあるそうで、救急の場合も日赤病院が近いところにありますし、産婦人科医院もあるので医療という点で子育てしやすいと言えるかもしれません。
濃いまち清川の楽しみ方
次は場所を変えてお気に入りの美野島商店街を歩きながら話を伺いました。
やはり飲食店のお店の方もお客さんも濃いという話がここでも!その中でも矢野さんが番星ロードと名付けた通りがあるとのことで、お好み焼きの一番星、焼肉の肉番星、ガールズバーの女番星(すけばんぼし)が一直線上に近いところにあります。最後の別れ際寸前にこのおもしろそうな情報が聞けました。
最後に清川のまちのことについて聞いてみました。
最近は新高砂マンションのテンジン大学学生寮やF GARAGEの動きもあったり、新しくできるお店や建物が次々にあったりと、新陳代謝の活発さを感じていてまちを歩いていて新しい発見が多いそうです。ただ、お店以外のまちの人たちと接する機会がないので、まちのエンガワのような場所やふらっと気軽に参加できるまちの行事があったり、ちょっとお節介なまちの人がいたらいいということを話されてました。
インタビューを重ねる度に新たな発見があります。住むまちを決める時に県外などになると「移住」で、同じ市内などであれば「引っ越し」というように捉えられることが多いと思いますが、この「引っ越し」の際に“こんなまちだからここで暮らしたい!”という物件よりも先に住むまちを決めるような価値観が広がるといいなと感じました。
*information*
エレガントプロモーション
住所:福岡市中央区白金2-13-1
Fukuoka Creators Base
住所:福岡市博多区東光2-22-30