大楠にあるアクティブ系ワンルーム「フォリアオークス」の1Fの空き区画を使って、現在新しい企画が進行中です。
今回の企画の舞台となったお部屋はマンションでは敬遠されがちな1F。
しかも内装は前入居者が退去したまま、水回りは3点ユニットのワンルーム。
※ここが対象のお部屋
古い配管の改修や、内装の更新など、また住宅として貸し出すには多くの費用がかかることが予想され、直したとしても1Fなので人気もそこまで。。
そんな手詰まりの区画を使った、起死回生の一手、それが今回の企画。
一言でいうと「解体後スケルトン渡しで改装自由」です!
まず、傷んだ内装や水回りをすべてオーナー側で撤去し、スケルトン状態にした状態で入居希望者へお渡しします。
入居希望者は床を作るところから工事をすることになるので大変ですが、一方でそんな空間を望んでいる方々もいます。
例えば、カフェやサロンの経営者、フォトスタジオやこだわりのアイテムを販売する店舗、純粋に事務所として利用するのもありでしょうか。
原状回復も不要なので、普通のテナントビルではできないこともここならできます。
住宅用マンションの一部を用途変更するにあたっては確認しなければいけない法律や規制も多いのですが、それがクリアできればそのメリットは大きく
入居希望者は自分の理想とする空間をゼロから作ることができてハッピー(工事費はかかりますが)、オーナーは内装工事でかかる費用を節約できてハッピー、建物は住居としては人気の無い1Fに新たな入居者を迎えることができてハッピー(しかも外に開かれたテナント)。そんな三方良しの仕組みができます。
ちなみに今回は、隣接する2部屋の壁を解体し、一つの空間にするという離れ業付きです。
※隣接する2つの住戸の境の壁を撤去します
まさにゼロから始める空間づくり、ということで、写真は解体後の様子です。
今ここがまさにゼロ。
この空間がこれからどう変わり、ここでどんな面白いことが起こるのか、、、。
また報告しますので、どうぞお楽しみに!
いとう