7月よりお送りしている現場のリアルシリーズ。
雨の降らない梅雨の時間を過ごしたり、予測のできない長寿命大型台風の経路に振り回されたりと
不思議な天気の時期に工事を進めていますが、大きな遅れもなく順調に現場は進んでいます。
前回は搭屋の壁防水工事をお伝えしましたが、暑い中職人さんに頑張っていただいたこともあり、
このように生まれ変わりました。
足場をばらして・・・
お目見えです!!
防水面もしっかりと水をはじいています。
そしてそして、工事は第2ステージの道路に面するガラスの防水工事へと移っていきました。
天神パークビルの道路面はというと、、、
このように全面ガラスの仕上げとなっています。このガラスの周囲にはコーキングといわれる防水層があるのですが、今回はそれを打ち替える工事を行いました。でもこんなに高いところ、どうやって作業するのでしょうか。搭屋のように足場を立てることももちろん可能ではありますが、今回は工期や作業内容を考慮してゴンドラでの作業を選択しました。
そのゴンドラがこちら!
そうです。吊られています!私も作業確認のため乗せて頂きましたが、なるべく下を見ないように必死でした!
大丈夫だとは分かっていても少しの風で揺れるゴンドラ。作業される方は仕事とはいえやはり凄いです。
ガラスまわり、板金まわりともにきっちり施工されていました。
これで大雨がきても怖くありません。漏水のトラブルは築年数が長い建物にはつきものですが、未然に、最小限に防ぐことがいかに大切か再認識しました。外部の1次侵入を許さなければ水が入ってくることはありません。大きな工事にはなりますが、予防は大切です。そのためにも工法や仮設の手段、予算や入居者さんとのやりとり、周辺や通行人への対応等考えることが沢山ありました。
次回はいよいよ屋上床のシート防水。
夜間工事や早朝工事でお疲れの職人さんにはもうひと踏ん張りして頂いています。(ホンダ)