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刈りとった後、太陽のもとで乾燥させた稲を、ついに精米する日が訪れました
食べるその日に脱穀・籾摺り・精米をしする、たのしイネ恒例の「イネの活造り」から収穫祭スタート

世界最小の脱穀機。中が空のもみ殻としっかり実ったお米をより分けます。大豊作な今年は、いつも以上に時間をかけて脱穀作業。さらに、インディカ米IR-58の穂が長く、うるち米サイズの脱穀機にからまってしまうため、ちょこちょこ調整しながらの作業。

脱穀された実だけになったものを籾摺り機の中に投入。周りの籾が落とされて玄米となります。さらにこれを精米機にかけ、やっと白米が顔を出します。

この工程の中ででる、もみ殻は畑の肥料、籾はぬかの材料として使われています。
さて、食べれる状態まで加工を終えたら調理タイム。
今年の収穫祭のメニューは
・新米ごはん
・持寄り味噌汁
・持ち寄りおかず
・新もち米のおはぎ
です

まずはおはぎ。とれたてのもち米を炊いて、手作りのあんこで包んでいきます。

ラップでにぎにぎ。細かい作業が苦手なわたしは、ちょっとてこずりましたが、なんとか完成!

続いては味噌汁。各自持ってきた合わせ味噌と具で、具沢山お味噌汁

白ごはんも炊き上がり、まずは豊作をお米の神様にご報告。その後、自己紹介とともに、各自もってきたおかずを紹介。なんと今回は卵焼き(しかも全て出汁巻き)4かぶり!

「やっぱり白ごはんと言ったら卵焼きでしょ!」といったところでしょうか笑
各家庭で微妙に味の違う4種類の卵焼きを堪能しました

お腹を満たした後は、ちょっぴりお勉強タイム。
実は今年、イネを育てるのと同時にイネを置くと、屋上コンクリートの温度を下げることができるか?という実験をしておりました。

かっこよいオープニングからスタート。(アニメのオープニングを真似たものらしい…)

最上階の入居者さんお2人にご協力いただき、天井に温度計を設置。1.5時間おきに温度を記録してくれる優れもの。

約4ヶ月間にわたり記録された膨大なデータの中から、特徴的な日にちを選び分析

結果は一目瞭然。まず、水が入ったバッドがあるだけで、コンクリート表面温度の最高値が抑えられ、さらにイネが植えれられていると、蒸散パワーでより低い数字に抑えられていることがわかります。もしペット稲を、屋上全面に設置したら、かなりの効果が期待できるかもしれません。

ラストは、お土産のおはぎをかけたゲームを開催。今回の収穫祭のために特別につくった「たのしイネかるた」で勝負です。
スタッフや参加者の皆さんの手書きのイラストがすてき。

さてさて、終わってみると、今年の収量は
インディカ米:1升
うるち米:1升
もち米:1合

と、これまでにない大収穫!実は収穫祭で食べきれなかったインディカ米が1升とってありまして、このインディカ米をおいしく食べるための会を企画中です!詳細が決まったらまたご連絡しますので、お楽しみに~!

梶原あき


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