新元号「令和」へと移行してもう1年が経とうとしています。
新高砂マンションは昭和から平成を経て3つの時代を生き抜いてきました。
新高砂マンションとして「令和」初のリノベーションとなる406号室はオリジナルのパーツや間取りがそのまま残っていました。約16年前から始まった新高砂マンションのリノベーションはあるテイストの中で様々な形で表現されています。今回、新しい時代の新しいリノベーション部屋として私たちがたどり着いた一つのテーマは「ツナグ」。これは私たちがこれまで大切にしてきた考え方そのものでありながら、当たり前すぎてテーマとはなり得なかったものです。今だからこそ改めて、丁寧に「つなぐこと」を考えてみました。
それは小さなパーツにも目を向けること
そのパーツは現代では作れないかもしれません。
それは痕跡を大切にすること
塗りつぶすと綺麗かもしれませんが、それまでの記憶は途絶えてしまいます。
それは間取りをもう一度考えてみること
1977年と2020年のライフスタイルは変わっています。
それは次の使いかたを想像すること
どんな人が暮らして、10年後にはどんな時代が待っているでしょう。
過去と未来をつなぐことは今にしかできません。
時代の節目だからこそ「つなぐこと」を大切にもう一度考えてみました。
コロナウイルスの影響でさらに新しい時代が訪れるかもしれません。
世界が大きく変わろうとしている今、新高砂マンション「ツナグ」お披露目です。(本田)