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スペースRデザイン
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普段は賃貸物件の内部、外部の工事が多いスペースRデザインですが、今回のプロジェクトは珍しく分譲団地の個人宅リノベーションです。
今回は不動産の売買からご購入後のリノベーションまで関わらせていただきましたが、そもそもなぜ今回のプロジェクトをするに至ったのか。
そのきっかけは当社スタッフが知人から受けた「親から相続した団地の一室」の運用相談でした。

今回相談をされたオーナーさんは10年前にご両親から相続されたこの一室を、気持ちの整理がつかず、ずっと手を付けずそのままにされていたそうです。
最近になりやっと気持ちの整理がつき、遠方住まいの為住むことができない自分が持っているより、この団地に住みたいと思う新しい住み手へ引き継ぎたいと、考えられていたそうです。
色々な運用方法を検討しましたが、今回はもろもろの事情を考え、売却という選択へ。

幼少期を過ごし、家族との思い出が残るこの物件を、「大切に使ってくれる人」へ受け渡したいというその想いに共感してくれる人へ向けて売却活動を開始しました。

お部屋自体は購入時からほとんど手を加えず、築44年なりの経年劣化はありますが、痛みや破損カ所も少なく大切に使われていたことがわかります。
ところどころに残るレトロなパーツがチャーミングなこちらのお部屋。
何件かの内覧の後、最終的にその想いに共感していただいた方より購入のお申込みをいただきました。

その後、住むにあたってはやはり手入れが必要とのことで、購入後のリノベーションまでお手伝いすることに。
約2ヵ月の工事期間を経て、この度無事竣工と相成りました。

そういういきさつから、今回のリノベーションはところどころに建設当時のパーツをあえて残し、かつ使い勝手や新オーナーさんの好みともマッチングさせた、新しくも古い、言わばそのお部屋の歴史を引き継いでいくデザインとなりました。

完成したお部屋のお引渡し時に、とても喜ばれている新オーナーさんを見て、お部屋にも、また関わった人たちにも良いプロジェクトになったのではないかと、わたし自身嬉しくなりました。
誰かの想いが詰まったお部屋をまた次の方に、そう考えると賃貸物件も分譲物件も根は同じなのでしょうね。

以上!いきさつ編でした。

完成後のお部屋の様子はまた次回のマガジンで報告させていただきますねー。

いとう


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