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スペースRデザイン
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インターン2023_スペースRデザイン


私たち学生インターンによる部屋再生プロジェクトの記念すべき第1弾のイベントが、5月14日に行われました。
今回のイベントでは、参加者のみなさんとお部屋の解体作業・廃材を使った一輪挿しづくり・床下地ペイントなど「解体」を楽しむ要素がたくさん詰まったワークショップを行いました。そのワークショップの一日をレポートします。

イベントには、高校生や大学生、不動産のオーナーさん、DIYに興味がある方にご参加いただきました。また、近所の方や学生さんも見学に来てくださいました。
いろんな方に興味を持って来ていただけたことが、とても嬉しいです。みなさん、本当にありがとうございました。

午前中は解体作業を行いました。作業の開始直後に、切った床下から古い空き瓶の蓋が出てきて、その珍事に私も参加者のみなさまも驚きつつ、解体の面白さを感じながら、和やかな雰囲気でスタートしました。

最初は、大工さんに解体のやり方を教えて貰いながら作業をしていた参加者さんたちですが、徐々にコツを掴み、声を掛け合い、協力しながら作業を進めていきました。解体場所は、和室とダイニングの床、そしてキッチンの床と壁でしたが、徐々にお部屋の雰囲気が変わっていく様子が見られるのも、解体中だからこそということで、珍しい体験が出来たのではないでしょうか。

この日は良い天気で、外に椅子を並べて、サンドイッチを食べました。解体作業やサンドイッチなど、同じものやこと、時間を共有することで、一体感を感じられ、打ち解けやすかったかもしれません。和やかな昼食でした。

午後は、まず一輪挿しづくりから行いました。参加者さんそれぞれが、思い思いに作っておられました。一輪挿しではなく、ペン立てを作る方もいらっしゃって、廃材が生まれ変わるのを間近で見られて、心踊りました。ドライフラワーを飾ると更に素敵なものへと仕上がっていました!

次は床下地材へのペイントです。私たちが予め用意していた型の上から、参加者さんにペイントしていただきました。「解体物語」という文字そのものが解体しているようなアートが出来ました。一輪挿しやペイント作業では、文字の色をカラフルに塗ったり、テープを使って綺麗な模様を作るなどのいろんな工夫が見られ、参加者さんが楽しんでくださっているようで嬉しかったです。

床下地材へのペイントはいずれ見えなくなります。それで良いのです。「解体物語」としては完結しますが、私たちの思い出には残り続けます。

「解体現場」という何かが終わるような場所で、新しいものや思い出を生み出す経験を、みなさんと共有出来ました。
このイベントは、「解体」をもっと身近なものに、そして「解体」を楽しんでもらいたいと思って企画しましたが、みなさんとの交流を通して、私たちの方がいろんな気づきや楽しさをもらいました。
『イロを楽しむ解体ワークショップ』のイロには、色、音色、人との出会い、解体などなど、イベントを色々な要素から楽しんでいただけたらと思い、名付けました。そのように、みなさんが少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです。ありがとうございました。

九州産業大学3年 伊差川 万桜


学生インターン部屋再生プロジェクト イベント第二弾、開催決定!
\詳細はイベントページへ↓/
6月4日(土)解体ミュージアム~物語はつづく~



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