宅配での再配達を抑制させ、物流における温室効果ガス排出削減を図るとともに、非接触の荷物受け取りに資する宅配ボックス購入費用の一部を助成します。
これは、福岡市宅配ボックス導入助成事業のHPに書かれている言葉です。
福岡市では、感染対策として不要不急の接触を減らす必要性が高まったことに加え、近年問題となっている温室効果ガスの削減を目的として、現在(2022年7月時点)宅配ボックスの導入に対しての補助金制度が設けられています。
環境への負担という意味では節電などの省エネに目がいきがちですが、考えてみれば配達物を一度で受け取ることができず再配達となることで、本来であれば不要なエネルギーを使ってしまっているんですよね。
環境負荷低減という視点でみると宅配ボックスの設置に伴う省エネ効果は結構高いのではないかと改めて気づかされました。
と、いうことで今回この補助金を利用して、数棟のマンションで宅配ボックスの導入工事をお手伝いさせていただきました。
※設置の様子
前述したとおり、環境への負担を減らす、コロナの感染を抑制するという広い意味での利点はもちろんありますが、住人にとっては何より便利であるということが最大の利点ですよね。
宅配ボックスを導入することで、入居している建物（それが持ち家でも賃貸物件でも）に対しての満足度は高まります。
宅配ボックスは環境負荷低減、利便性の向上と一挙両得な建物設備です。
まだ設置されていない方はこの機会に設置を検討されてみてはいかがでしょうか。
いとう