4人の住人が暮らしている一宇邨。
現在、事務所・アトリエとして利用できる地下空間「GF-SOHO-泊まれるアトリエ-」の入居者さんを募集中です。
外へ開かれた専用の扉と、共用部とつながる内階段があり、上階のゆったりとした住空間(リビングやキッチン、お風呂など)を使いながら、専有部では創作活動や仕事、そして寝泊まりができる空間です。
さて、11月の終わりに一宇邨では住人さん主催のバーベキューが行われました。
住人さんがご友人からバーベキューセットを譲り受けたことがきっかけで、敷地の空きスペースを利用してバーベキューしてみたい、とお声がけをいただき実現しました。
住人さんたちのそれぞれの得意分野が存分に発揮された結果…
このような素晴らしい下ごしらえと炭の準備。ありがとうございます!
グアム育ちの住人さんによると、グアムではバーベキューがとても一般的で、幼少期によく家族でしていたのだそう。焼く手つきがとても手慣れていました。
食材にオリーブオイルを塗ったり、鶏肉を1枚丸ごと焼いたり。日本ではあまり見ないスタイル。お手製のチャモロ料理(グアム料理)もごちそうになりました。これもとても美味でした!また食べたい…
みんなで美味しい料理をいただきながら、いろんな話を聞きました。
最近はまっている趣味の話、お仕事の話など・・・自分が普段あまり触れることのない世界の話が聞けて、あっという間の時間でした。
一緒に食べて、話をする。
特別なことはしていないのですが、住人さんそれぞれの経験から生まれる話が新鮮でとても楽しく、自分一人では知ることはなかったであろう体験を共有し合っている、不思議な感覚があります。
それは、一人一人が多様な考え方を受け入れて、それを楽しもうとする一宇邨の土壌のようなものができているからだと感じます。
その土壌をつくるのは、オーナーさんの思想が反映された建築的デザインや管理方針等いろんな要素がありますが、一番大切なのは住人さんの関係性。
お互いに安心して同じ屋根の下で暮らし、いざというときは助け合う。
オーナーさんが「一宇邨は、現代版の長屋」と言われる意味がよく分かります。
12月に入り、一宇邨では冬季の床暖房の稼働が始まり、薪ストーブの利用もちらほらされているよう。
一宇邨のペースで、暮らしを楽しみながら冬を越していきたいと思います。
スペースRデザイン しんの