清川ぶらりーずの活動はよりディープになってまいりました。
ついに地域に住まわれてる方が中心に通われるようなまちの食堂である大森亭さんを取材させていただけることに!
ということで3月8日のぶらりーずは大森亭にて開催です。
営業が20時までなのでご飯中心に食べてから2次会に出かけるスタイルですね。
今回は創業されたお父様から引き継がれた森尾さんにお話を伺いました。
はじまりは柳橋連合市場でのかまぼこ店
これはぶらりーずならではの特ダネでしょうか!
大森亭は今年で創業31年になりますが、それ以前はすぐ近くの柳橋連合市場でかまぼこ店をされていたそうです。これはあまり知られていない話です。
不運なことに交通事故に遭われてしまい、お店を続けることが難しくなり、当時のお客さんのつながりでかまぼことも相性のいい中華料理店で再スタートすることになりました。
地域のたまり場としての大衆食堂
大森亭を一言で表現するならまちの大衆食堂でしょうか。
スタイリッシュさは追求せず、部屋着のままでも来れるような気楽さと安心感があります。
昭和レトロな雰囲気は若い人にも好評です。
森尾さんが音楽好きで近くにライブハウスもあるため、そこに来た若者が来て音楽の話に花を咲かせることもあるとか。オープンキッチンで対面式なので気軽にコミュニケーションも起きるのでしょう。
創業時からメニューはほとんど変わっておらず醤油ラーメンは人気メニューの1つ。メニュー構成を一品料理多めにしたことでさらに気軽に来れる大衆食堂になりました。
10年来、20年来のお客さんが来られた時はモチベーションも上がるそうで、地域の人たちがほっとするたまり場になっています。大人だけでなく学校帰りの子どもたちもよく来て漫画を読んで帰っていくだけのこともあり、子どもにとっても貴重な拠り所です。
変わらずにあり続けるための進化
基本的に毎日同じことを繰り返す中でも、進化は必要だと語られていました。
時代や環境は変わっていく中で、地域のたまり場として、大衆食堂として、変わらずにあり続けるためにはそれに合わせて進化しなければいけません。
ただ、お客さんに違和感を与えるのは進化ではなく変化なので、受け入れてもらえるようにしなければいけないと。今後はお店の雰囲気も少し変えてみようと考えているらしくどう進化するのか楽しみです。
そしてこれからも地域のたまり場として、おじいちゃん・おばあちゃんを大切にし、子どもたちを見守り、また明日も変わらずにそこにあり続けます。
*information*
- 大森亭
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- 住所:福岡市中央区清川2-5-16
- 営業:11:00~20:00
- 定休日:日祝
- 電話:092-531-0782