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スペースRデザイン
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こんにちは~!
11月30日(土)、コーポ江戸屋敷にて第2回目となる久留米DIYリノベカレッジを開催しました。

参加者はおなじみ受講生のみなさん。
今回で3度目の顔合わせなので、みなさん段々と打ち解けてきた様子です。

この日のDIYは床のタイル貼り。
これまでいろんなDIYを経験してきましたが、タイル貼りは私も今回が初めて。
工程も仕上がりも楽しみです!

まずは、前回の解体ワークショップ後に業者さんが施工した箇所の説明を受けます。
床の解体後は根太のみで床下が見えている状態でしたが、この日はキレイに合板が貼られていました。


▲前回のワークショップ後の状態


▲今回のワークショップ前の状態

根太の上には、まず針葉樹合板、そしてその上にラワン合板(2枚の厚さ合計12mm)を貼っているそうです。厚みを持たせている理由は、たわみがでないよう強度を高めるほか、不陸ができてタイルが浮かないよう下地を整えること、そしてもとの床の高さに合わせるためとのこと。

続いて、タイルの説明。
今回使用するのは、【モルタライク】というTAJIMAの製品です。

マットな質感のモルタル仕上げをイメージしたコンポジションビニル床タイルで、屋内での使用はもちろん、土足での使用も可能。モルタル調のテクスチャが入っており、汚れることでより一層味わい深くなるといった特徴をもつタイルだそうです。

一通り説明を受けたら、さっそく実践です!
まずは先生がボンド塗りのお手本を。
ヘラを器用に操り、見事な手さばきで均一にボンドを伸ばしていきます。

美しく描かれる模様、これが現場でよく目にするタイル跡の模様なのですね…!

これが簡単そうに見えて、なかなか難しい。
ヘラは両面でなく、手首を動かしながら片面のみを使うそうです。
ボンドの床に閉じ込められないように、避難経路を確保してみんなで塗り進めます。

お尻がぶつからないように、ボンドを踏まないように。

ボンドを塗ったら乾く前に急いでタイル貼り!かと思いきや、ボンドが半乾きになるまで30~40分ほど時間をおきます。(温度や室内環境によって差がでます)
その理由は、タイルとタイルの隙間からボンドがはみ出てきたり、貼ったタイルに乗って作業しているうちにタイルが動いてずれてしまうことを防ぐため。
なるほど納得…!さすが職人さんです。
こういったコツ聞けるのは嬉しいですね!これが仕上がりの差になるわけです。

しっかりと時間をおき、いよいよタイルを貼っていきます。
一枚一枚、慎重に…。自然と呼吸が止まります(笑)

さて、無事にリビング部分を貼り終えたところで、お昼休憩です。
この日もみんなでコーポ江戸屋敷内にある「江戸やしきパン工房」さんへ。

歩いて30秒でパン屋さん、贅沢です。

ポカポカ陽気が気持ち良くて、自然とウッドデッキに腰を下ろしてランチタイム。
先日完成したベンチで焼きたてパンをほお張る。平和でしあわせな時間です。

お腹が満たされたところで、午後の作業を再開。
徐々に慣れてきて、作業のペースもスピードアップしてきました。

しかし、タイル貼りには随所に難関が。
壁際や部屋の角の部分は、床の形状に合わせてタイルをカットしなければいけません。
ぴったりハマるように、タイルをどうカットするかが難しい。

↑↑こんな風に合わせて、右側のタイルをカット。

↑↑カットしたタイルをそのままスライドすると、ぴったり!
正方形のタイルを並べて貼るからこそできる手法です。

ただし、その形状が複雑になると頭は大混乱。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤する学生さんたち。

3人で奮闘するこの可愛い後ろ姿を何度見たことか…(笑)

どうしても分からないときは、先生に助けを求めます。
どのようにタイルを重ねてカットすると、ぴったりハマるのか…。
タイル貼りは単純作業ではなく、図形読解力も必要だということが判りました。

さて、リビング、個室と順調に進み、残すはダイニングのみ。
前回やり残していた玄関周りの壁紙剥がしを率先してやってくれている方もいて、すばらしいチームワークに感動です。ありがとうございます!

作業はいよいよラストスパート。
朝とは明らかに違う手際のよさ。
みるみるうちに、合板がタイルに変化していきます。

そして、ついに。
最後の1ピースがピッタリと収まりました!!

みなさんの丁寧な仕事のおかげで、とても美しい仕上がりに。
朝とはまるで雰囲気の違うスタイリッシュな空間に生まれ変わりました。

締めは恒例の記念写真。
躯体現しの壁とモルタル風の床が、スタジオのようなオシャレな雰囲気に。

最後に、今回講師を務めてくださった佐土原内装工業の佐土原太志さん。
やさしくて面白い、癒し系の職人さん。
笑顔がとっても素敵です。

このたびはご指導いただき、どうもありがとうございました。

スペースRデザイン 前田


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