こんにちは
清川ぶらりーず・ぶらリーダーの下野です
清川の一番の目印と言えば不思議と存在しているがその本当の理由はほとんど知られていないロータリー。そのロータリーの北側に伸びる通りには昔から実力ある飲食店が立ち並びます。その通りに出店して4年ちょっとになるサンドイッチ専門店「サンデリカ」を今回はご紹介します。
サンデリカはサンドイッチ&デリカッセンの略でサンドイッチ&カフェバー。白を基調とした店内には天井にグリーンがあふれていて公園に来たかのような気分になりました。サンドイッチはオーダーを受けてからその場で作りますし、具材も手作りでショーケースに並んでいて目移りしてしまいます。
野菜、お肉、魚介など、22種以上の新鮮素材の中から自分の好きなものを選んで、
お気に入りのサンドイッチをカスタマイズできます。
取材の日は宇都宮さんおススメのチリミート+塩チキンを購入。
ふわふわ&もちもちしたパンもサンドイッチと相性抜群!
サンドイッチ以外にお昼はランチメニューもあります。
そのサンデリカの店主である宇都宮雅子さんにお店のことやまちのことを聞いてみました。
おじさんのオアシス
写真奥の青色の壁はご自身でDIYされたそうで、作り手の好きが詰まった空間には独特の雰囲気があるものだと感じます。サンデリカはサンドイッチ専門店なのでご近所さんからちょっと離れたところの人、観光客まで幅広いお客さんが来ます。そして夜はバーということでどんなお客さんが来るのか聞いたところ、本当に幅広い世代が来ていて特徴としてはキャラが濃いお客さんが多いそうです。ここは前回インタビューさせていただいたFzeraf!とも共通する点ですね(笑)
サンデリカは天神などにあれば間違いなく若い女性がたくさんいるお店になってると思いますが、清川にあることでおじさま方も気軽に来れるような場になっているのがおもしろいところ。清川には料理の質が高くて、適度にオシャレだがそこまでハイセンスなデザインを押してるわけではなく、ふらっと入りやすいお店が多い気がします。それがおじさま方にとってのオアシスのような存在になっているのかもしれません。
お店はビジネスか人生か。
店主の宇都宮さんはサンデリカを始める前は福岡に縁もゆかりもなく、福岡に住んでみようとふと思い立って、仕事しないといけないからパン屋さんを始めたというような人生のフットワークの軽さが印象的です。元々パン屋で働いていて、フランス料理のお店で働いた後にサンデリカを開店しました。その際も隣にあるパン・ナガタとつながりがあった縁でお店を出すことになり、清川にカフェがなかったのでカフェをやろうと思ったとのこと。
サンデリカは北九州の小倉にある地元では有名なサンドイッチ専門店のOCMからヒントを得てつくられました。サンドイッチにしたのは、テキパキした性格なのでゆったりくつろげるようなカフェより定食屋やファストフードのようにリズム良くお店が回るようなスタイルが向いてることもあったそうです。
当然ですがサンドイッチには並々ならぬこだわりがあり、新鮮な野菜をつかってその場でつくりたてを提供しています。宇都宮さんの話を聞いてると、サンデリカはもちろん仕事としてビジネスとしてというのもありますが、宇都宮さん自身のこだわりや好きなことを表現した場という印象がありました。お店をやることに対してもやってみて失敗したらまた次というような姿勢で人生の一部としてお店をされてるように感じました。
清川のまちが持つ引力
まだ清川のお店のインタビューは2件目ですが、お客さんもお店の方も何かしらの縁やきっかけで清川に引き寄せられてるように感じます。そして一度深く知ってしまうとその魅力にはまってしまう、そんな不思議な引力みたいなものがあるのでしょうか。
そしてその引力には店主のキャラクターの他にも、人との関係を大事にする点が影響してるように思えます。宇都宮さんもお店をやっていて良かったと思うことは、お客さんのごちそうさまという元気いい声を聞く時だとおっしゃっていました。
サンデリカは今後サンドイッチに加えてデリ(惣菜)へも力を入れていくそうなのでこれから進化していくのが楽しみですね!ぜひ何度も足を運んで自分の好きなサンドイッチをカスタマイズして見つけてください。
*Information*
Sandelica(サンデリカ)
住所:福岡市中央区清川2-6-18
営業:火~土9:00-22:00、日9:00-18:00、月曜休
電話:092-521-3933
WEB:http://ameblo.jp/sandelica1234/