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スペースRデザイン
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「DIYを作業から文化へ」
 を合言葉に立ち上げられた「山王文化DIYプロジェクト」

つくるのは、だれもが自分の手で、自分のお部屋をつくれる「DIYサポート付&DIY必須のお部屋」。
プロジェクトが進行していく中で、会場となったお部屋への入居者も決まり、その方のサポートとして行ってきたDIYワークショップもついに最終回を迎えました。

プロジェクトのスタートアップとして行った「解体ワークショップ」に続き、第二弾の「DIYで建具をつくるワークショップ」ではボロボロだった室内ドアを参加者全員でつくったり、第三弾「DIYで壁を塗るワークショップ」では壁に珪藻土と塗料を塗ったりと、入居者さん参加の元、少しずつ、本当に素人の方だけで(プロの職人さんに作業方法を教えてもらいながら)、お部屋をつくってきました。

壊して→(その間に大工さんに床を組んでもらいました)→扉を直して→壁を塗って、、、
いよいよ最後は床です!

ということで今回は「DIYで床のタイルを貼るワークショップ」、開催です!

いつものように最初に自己紹介と、このワークショップに来た理由を全員で共有します。
シリーズ第四回ということもあり参加者のみんなはほとんど顔見知りに

今回床の貼り方を教えていただくDIY職人さんは、いつも内装工事などをお願いしている、内装職人の田口さん。
ワークショップでの講師役は初めてとのことでしたが、手慣れた様子かつ、小気味いいテンポで作業の手順を教えてくれています。

ちなみに今回床に貼るのは「塩化ビニールタイル」、通称塩ビタイルといわれる素材。
この塩ビタイルという素材は、本物のタイルとは違いカッターなどで切ることができる素材なので施工が比較的容易、価格も安くデザインも豊富なのでDIY向きの素材と言えます。
沢山ある塩ビタイルの種類の中から、今回このDIY必須部屋に入居するSさんが選定したのは、オールドバンブーという竹を模したフローリング調の塩ビタイル。お色は黒です。

田口さん、もとい田口先生曰く、床を貼るときには事前の清掃がとても重要!とのこと。
ここでゴミなどが残っていると塩ビタイルを貼った時にボコっと凹凸ができて貼り直しになることもあるのだとか。
参加者全員で丁寧に床を掃き掃除していきます。

きれいにはき終えたら、次は塩ビタイルを貼る為の糊を塗っていきます。

一斗缶に入った糊を床に垂らして、それを専用のへらを使って伸ばしていきます。

簡単そうに見えるのですが、これが意外と難しい!慣れない人がおこなうとうまく糊が伸びなかったり、糊を厚く塗りすぎてタイルを貼った時に糊がはみ出してきてしまったりするようです。
みんなでかわるがわる糊を塗っていきます。
まんべんなく糊を塗り終わったら、20~30分程度乾燥時間をおいていていよいよ塩ビタイルを貼っていきます。

貼る作業自体は難しいことは無く、すいすい作業が進んでいきます。(ただし端や角の部分の加工はとても大変)

写真を見て気づいたひともいるかもしれませんが、実は今回のワークショップはテレビの取材が入っておりまして。
朝からずっとワークショップの様子を撮影してくれていました。
最初は私含め参加者全員がカメラをふんだんに意識して表情も硬かったのですが、このころになると特に意識せず作業をできるように。
ところどころでインタビューなどもうけつつ作業は進んでいきます。

ワークショップの終わり際にはまた別の雑誌社さんにも取材していただき、DIYで自ら部屋を作る、という考え方への注目度を感じますね。
今回の取材の結果はどんな記事になるのか、、雑誌が発行されましたらご報告させていただきますね。

さて、今回のワークショップもいよいよ大詰め。

そして山王文化DIYの第一弾となるこのお部屋を使ってのプロジェクトもいよいよひと区切り。
最後のタイルを貼り終え、ワークショップで行う作業は全て終了となりました。
これからはこのお部屋に入居する入居者のSさんが住みながらDIYでお部屋を作っていくことになります。

お部屋の行く末に想いを馳せつつ、恒例の記念撮影。

みんなの顔に充実感がみえますねぇ。

今回のプロジェクトを通して我々スペースRデザインがつくったのは、だれもが自分の手で、自分のお部屋をつくれる「DIYサポート付&DIY必須のお部屋」。
自らの望むライフスタイルを自らのDIYでつくっていくこのDIY部屋に完成はありません。
また、ご入居後の様子もご紹介させていただく予定ですので、楽しみにお待ちくださいね。

なお、スペースRデザインではDIYできるお部屋に住みたい、自分が働く事務所をDIYでつくりたいという、自らの望むライフスタイルを自らのDIYでつくっていきたいという方を募集しております。
また、自らが所有する物件を今回のプロジェクトのように入居者にDIYしてもらうことで再生したい、というオーナーさんも募集しております。
どうぞ気軽にお声がけください。

ということで、シリーズ展開してきた山王文化DIYワークショップはこれにていったん完了です。
ご参加いただきました皆さま、講師として来てくれたDIY職人さん、そして入居者のSさん、どうもありがとうございました!
またお会いしましょう!

(いとう)


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