こんにちは。
昨年の西浦ルービックに続き、六本松1丁目で新規プロジェクトが始まります。
今回の舞台は、築年数不明(恐らく70年以上)の木造の町家。
住宅としていろいろな方に住まわれてきた建物を、3つのテナントが入居する複合テナント木造戸建へ改修&用途変更します。
こちらが現在の様子。
築古であることや一定期間空き家であったこともあって、現状はかなりくたびれた様子です。
ですが、ところどころに磨けば光る原石的アイテムも見受けられ、それらを大切に残しながら、いかに現代のニーズに合わせて室内空間を変更していくかが今回のリノベーションのキモになりそうです。
そしてもう一つ、今回のプロジェクトで大切にしたいこと、それは周辺環境との調和です。
今回の建物は細い路地に面しており、さらに周囲は住宅密集地です。
デザイン的なことはもとより、この建物が複合テナント木造戸建てへ変わることによって周辺の住民の方の生活を脅かすようなことはあってはならないと思います。
この地域がどんなところで、入居する方たちにはこの建物を通してどんなかかわり方をしていただきたいのかをしっかりとお伝えしたうえで、この建物がこの地域に馴染み、溶け込んでいく。
工事着工前のいま、そんな未来を思い描いています。
ということで、いよいよ工事着工です。
工事中や工事完了時にはイベントを予定しております。
イベントのご案内は順次HP上にアップさせていただきますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
いとう